データロガー TR-73U 制御ソフトの使用方法


温度・湿度・気圧の3チャンネルを自動記録するデータロガー TR-73U を, ウインドウズ環境の PC からリモート操作するためのソフトウエア (T&D Recorder for Windows) の使用方法を以下に説明する.

A. ソフトウエアの起動から記録間隔の設定まで.

(1) スイッチオンの状態の TR-73U と PC を USBケーブルで接続する. ソフトウエアが自動的に起動する→(4)へ進む.    ソフトウエアが自動的に起動しなかった場合には,以下(2),(3)の手順に従ってソフトウエアを手動で起動する.
(2) タスクバーから,「スタート」_「すべてのプログラム」_「T&D Recorder for Windows」コマンドを選択.

(3) 現れたランチャーに表示されているコマンドボタンの中から,「TR-73U」をクリック.

(4) 現れたウインドウ中の,「記録スタート」タブを選択. ウインドウの左上に示されている2台のアイコンのうちの, 「Logger 1」アイコンをクリック.

(5) 記録間隔を「30sec.」に設定した後,「記録開始」ボタンをクリックして設定条件を本体に送信する. ウインドウの左下にある「記録インターバル」の数値が 30 sec と表示されていることを確認の後,「記録停止」ボタンをクリック.
(6) 「Logger 2」アイコンをクリックしてから,(5)の手順を繰り返す.

B. ロガー本体から PC へのデータ転送と保存.

(7) Logger 1 と Logger 2 を PC に接続.
(8) 項目(4) で現れたウインドウの,「記録データの吸い上げ」タブを選択. ウインドウ左上の「Logger 1」アイコンをクリック. 次いで,「詳細設定」ボタンをクリック.

(9) 新規に「記録データ吸い上げ詳細設定」ダイアログが現れる. ダイアログ中の「保存するファイル名を指定する」を選択後,OKボタンをクリック.

(10) 項目(8)に示すウインドウ中の,「吸い上げ」ボタンをクリック. 「名前を付けて保存」ダイアログが現れる. 「保存する場所」を,「マイドキュメント」 に設定変更.「保存」ボタンをクリック. PC へのデータ転送が始まる.

(11) データ転送終了後,グラフウインドウが現れる.そのウインドウのコマンドバーの中から, 「ファイル」_「データをテキスト形式で保存」コマンドを選択.

(12) 保存形式の詳細を設定するウインドウが現れるが,初期設定のまま「OK」ボタンをクリック.

(13) 保存するファイルの名前を指定するダイアログが現れるので, 拡張子が "csv" のファイル名を入力の後,「保存」ボタンをクリック.

(14) 項目(8) に示すウインドウの,「Logger 2」アイコンをクリック. (10)-(13)の手順を繰り返す.但し,二度目の手順(13)で, 一度目と同一のCSVファイル名を入力しないこと (Logger 1 のデータが Logger 2 のデータで上書きされてしまう).

 
[ 閉じる

Copyright 2005-2023 University of Yamanashi. All rights reserved.